本レビュー ☆☆☆☆「社内政治の教科書」レビュー 管理職じゃなくても読んだ方が良い!!

 


本のレビューです。

概要

タイトルの通り、社内政治の本です。
社内での立場向上、立場を守るためにはどうしたらよいかが書かれています。

著者は元リクルート社員でリクルートでの営業時代に6年間連続トップセールを獲られています。
その後、「アントレ」の立ち上げにかかわり、管理職を経験されています。

2005年にリクルートを退社し、株式会社セレブレインを創業されています。

本末の著者紹介で
「企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。
そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた」
とあります。

その時の経験をベースに書かれた本の様です。

著者について詳しく知りたい方は、ご本人のブログ。
高城幸司の社長ブログ」を見て下さい。

内容

7章 27項目に分類分けして、社内政治を説明しています。

各章の題目は以下になります。

第1章 社内政治は「影響力のゲーム」である
第2章 おしゃべりに政治の巧い者はいない
第3章 リアリストしか生き残れない
第4章 部下を掌握する
第5章 上司を攻略する
第6章 課長のための派閥「学」
第7章 「政治」に勝つより大切なこと

社内で自分の仕事を上手く進める為に、自分の重要性を認識してもらう、
立場を向上させる必要があり、どうすればそれが改善できるかが書いてあります。

上司、部下、後輩との関係の構築方法、やりたい仕事を上手く進める為の心構え等、管理署でなくても役に立つ事が書いてあります。

感想

自分は社内政治には無関心でした。
というか、ネガティブなイメージしかありませんでした。

ですが、この本を読んで社内政治もしようと思いました。
出世するより現場で技術を磨き続けたいタイプですが、
やりたい仕事をするために社内政治をするのは重要だと・・・。

40を超えて管理職的な仕事が回ってきそうになるのですが、
現場で技術者であり続ける為に社内政治をしよう(; ・`д・´)
また、日ごろから社内政治をしておけば、
・仕事に必要な情報を入手しやすくなる
・上司から重箱の隅をつつくような不要なツッコミ、質問を受けなくなる
等のメリットもあり、仕事効率化にもつながります。
ここからは、読みながら思った事をいくつか書きます。

【社内政治は避けられない「現実」である】
これはグサッと来ました。
まさに避けていましたので(+_+)

でも必要ですよね。
組織の中で仕事をしている以上、対人関係からは離れられません。
つまりそれは確実に社内政治が発生します。

社内政治というと聞こえが悪いですが、
組織内での対人関係を意識しようと言う事ですので、必須なんですよね。

という事でこれからは意識しようと思いました。

【まず、「立場の弱い人」を味方につける】
「上」のご機嫌を取らなくても「下」の支持者が多き者はつぶされにくい、「下」に慕われている人は上に引き上げやすいとの事です。

上司のご機嫌を取るのは苦手な人でもこれはできますよね。

また、「下」に慕われる方法も書いてあります。
しかも社内政治が苦手なタイプの方でもできる方法が書いてあります。
自分が社内政治をしようと思った要因の一つでもあります。
「これならできる!!」と。

若手の方も上司、先輩の考えがわかるので読んで損はないです。

これまで社内政治に興味がなかった方こそ読んで欲しい本です。

 

おすすめ度

おすすめ度:★★★★

 

 

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